今回の参院選で、自由民主党は選挙期間中から参政党を警戒していました。
【自民党 高鳥修一 元衆院議員】
「今まで私を支持していた方々の中でも、今回は参政党って方おられます」
「その理由は私なりにもよく分かります。安倍政権の時の“保守政党”としての基軸をしっかりしないと、今後も厳しい」
20日の開票の結果、自民党の新人候補・中村真衣さんは、立憲民主党の現職・打越さく良さんにおよそ1万票差で敗れました。

《参議院選挙 新潟選挙区 開票結果》※投票率 61.67%
立憲民主党の現職・打越さく良さん 43万8592票。
自由民主党の新人・中村真衣さん 42万8167票。
参政党の新人・平井恵里子さん 20万7786票。
諸派の新人・原田公成さん 1万6604票。
【自民党 鷲尾英一郎 元衆院議員】
「参政党の主張は保守的な政策が非常に多かったので、そういった部分で自民党から票が参政党に奪われたっていう影響は少なからずあった」
一方で、参政党の新人候補・平井恵理子さんは無党派層にも食い込み、その22%が平井さんに投票していました。

【立憲民主党 西村智奈美 衆院議員】
「有権者の皆さんにわかりやすい話をされているんだろうなと思っています」
「他党の求心に遅れを取るとか後塵を拝すなどはなってはならないと思うので、より一層の訴求力をもって、なおかつ有権者の皆さんにも分かりやすい論戦で支持をいただけるようにしていかなければいけない」