20日に行われた参議院選挙。比例代表の結果を振り返ります。

福島県内の党派別の得票率をみると、最も多かったのは自民党で26.2%。次いで立憲民主党が18.2%、そして3位となったのが、参政党で12.7%でした。4位以降は国民民主党、公明党、れいわ新選組、共産党と続きます。

これを去年10月に行われた衆議院選挙の結果と比較してみます。そうすると、自民党は5ポイント以上、立憲民主党は10ポイント以上、それぞれ減らす結果となりました。その他、公明党や共産党も衆院選を下回る結果となりました。反対に、衆院選を上回ったのが、参政党と国民民主党です。特に参政党は、10ポイント以上増やしています。

参院選の比例では、福島県関係で3人が立候補していました。自民党の現職で「ヒゲの隊長」こと、佐藤正久さん。日本維新の会の現職で、3選を目指していた山口和之さん。共産党の新人で、選挙区からの立候補を取り下げて出馬した小山田友子さんです。いずれも今回の参院選で議席を減らした政党からの出馬で、当選はなりませんでした。