農業法人とざま 宮本晴男さん:「排水から溜まったわずかな水をポンプで吸い上げて田んぼに水を入れている。ここがいっぱいになればまた違う地域(の田んぼ)へ。フル回転している」

ほかの田んぼで余った水=「排水」で応急的に対応。
過剰に乾いた田んぼを潤すには丸2日ほどかかり、猛暑の中、例年はない作業の負担に、かさむ燃料費ー。
それでも稲を守りぬくため、懸命に作業を続けています。

農業法人とざま 宮本晴男さん:「急いで水を入れればなんとか復帰してくれると思う。コシヒカリの産地なので非常に大事にしたい」

こうした状況に飯山市は、支援策として(1)水を引くポンプのレンタル料などに対する補助金と、(2)野菜・果樹の畑用に、臨時給水所の設置を今月11日から始めました。農協でも、干ばつや高温の中での適切な栽培管理を農家に呼びかけています。