
飯山の7月の降水量は平年値でおよそ155ミリですが、きのうまでの22日間に降った雨の量は、わずか8ミリ。
影響は、市内全体に及んでいて、農協の担当者も…

JAながのみゆき営農経済センター上原悦也副センター長:「深刻な雨不足が続いている。特に飯山市でも柳原地区、外様地区、太田地区、岡山地区が一番深刻かなと」
宮本さんの法人が管理する田んぼでは、全体の1割ほどが大きな影響を受けているといいます。

この日、数日ぶりに田んぼに水が入りました。ほかの地区と分け合う千曲川から引いた農業用水です。
農業法人とざま 宮本晴男さん:「水は上(の田んぼ)から流れてくるので、下の田んぼには(十分な)水が回ってこない。この地域の一番末端まで水が来るように協力してくれと電話でお願いした。そしたら役員さんが自分の田(の水)を止めてくれた。いや~本当に恵みの水」
法人では、主に「雨」と千曲川から引く「農業用水」で田んぼの水をまかなってきました。
しかし、今年は、雨がほとんど降らず農業用水だけでは限界があります。そこで…。