「いつの間にか列車に…」JRと街が一体に “長岡駅前の動線”

花火大会後、多くの観客が一斉に長岡駅へ向かいます。
この人の流れをスムーズにするため、大手通りが歩行者天国になり、長岡駅に向かって方面別にレーンが分けられます 。

通りをすべて使い、東京方面の新幹線利用者は左側、在来線利用者は右側と、あらかじめ分けられたレーンに沿って駅へ向かう仕組みです。

JR東日本 長岡統括センター 山瀧信人副所長
「スカイデッキ(長岡駅前の通路)にも大きな案内掲示を出して、お客様が迷うことなくスムーズに帰っていただけるようにということで、長岡市や長岡警察署の協力を得て作られています」

この準備は、なんと花火が上がっている最中、午後8時頃から始められるとのこと です。花火を見終わったお客様が戻ってくる頃には、すでに誘導体制が整っているという、まさに職人技。

そして、見終わった観客が列車に乗ろうと列に並んで歩いていくと、「いつの間にか列車に乗っていた」。そんな声も聞かれるほどです。