睡眠について独自に取り組む熊本県の公立高校が、「昼寝」に関する研究成果を発表しました。
そこに同席した世界的な睡眠学者が指摘したのは「睡眠不足の危険性」です。
昼下がりの会場で…
研究成果が発表されたのは、宇土中学校と宇土高校が開いた研究発表会です。
熊本城ホールに生徒が集まり、さっそく発表へ…と思いきや、会場の照明が落とされました。
生徒のアナウンス「いつものBGMで、間もなく『ウトウトタイム』が始まります」

「宇土」だけに「ウトウト」
席に座ったまま眠りにつく生徒たち…これは「午後も活発に動けるように10分の昼寝をする」という宇土中学・宇土高校独自の取り組みです。
宇土高校の3年生「(午後の)5時間目と6時間目は集中できる。全然違う」
宇土高校は、文部科学省が指定する「スーパーサイエンスハイスクール」の1つで、国際的な科学技術人材の育成に取り組んでいます。
今回はその取り組みの一つとして、5人の生徒が、普段の昼寝、午睡(ごすい)の適切な時間や有効性について研究成果を発表しました。
