僅か7967票差という接戦を制し、富山県初の女性国会議員となった庭田幸恵さん。「保守王国」と呼ばれた参議院富山選挙区で、国民民主党・新人が自民党現職を破る波乱の展開となりました。「これからが本当のスタート」と語る庭田さんに当選から一夜明けた心境や政策への思いを聞きました。

参議院議員選挙の富山選挙区で、国民民主党・新人の庭田幸恵さんが自民・現職の堂故茂さんを破り初当選を果たしました。その差はわずか7967票という大接戦でした。
当選から一夜明け、チューリップテレビのニュース番組「N6」に生出演した庭田さんは、「ようやくスタート地点に立ったという気持ちです。これから本当に県民の皆様が、働けば働くだけ報われる日本を作っていこうという強い気持ちでおります」と語りました。
開票の行方については「現職は県民の皆様の信託を受けてこられた強い方なので、どこまで食らいついていけるのかということをずっと考えてきました」と振り返ります。しかし「選挙戦も多くの有権者の方々から『頑張れ』というお声もいただいていました」と、最後まで諦めなかった強い思いが伝わってきます。
「マラソンのように最後はラストスパートをかけて勝ち抜きたいという形で逆転するということをずっと自分の心の中でも誓ってきました」と勝利への強い思いを明かしました。