参議院選挙と並んで注目されたのが、愛知県豊橋市で初めて実施された「住民投票」です。約230億円をかけて行うアリーナ事業をめぐり、去年の選挙では、中止を公約した市長が当選しましたが、今回の住民投票は「事業の継続に賛成」という結果になりました。

豊橋市で初めて行われた住民投票。豊橋公園の野球場を取り壊し、公園の東側を整備する総事業費約230億円の「新アリーナ計画」について、事業継続に賛成か、反対かを問いました。

そもそも、豊橋市のアリーナ事業は、前の市長が去年9月に事業者と正式契約を結んでいて、再来年の開業を目指していましたが…

事業に反対し、契約解除を公約にした長坂尚登市長が去年11月に当選。その後、約8か月間、事業はストップしています。賛成か、反対か。豊橋の街を「二分」する議論が繰り広げられてきたのです。

そして迎えた、20日の住民投票。

(投票した人市民)
「楽しみに投票に来た。朝一番に行こうと思って」
「初めてのことなので、市民の意見がしっかり反映されるといいな」
「豊橋の今後に関わることだと思うので、真剣に投票した」