参議院議員選挙は20日、投票が行われ、鹿児島選挙区は無所属新人で立憲民主党の推薦を受けた尾辻朋実さんが初当選しました。
改選数1の鹿児島選挙区は元職1人、新人3人のあわせて4人が立候補し、開票の結果、尾辻朋実さんが30万1026票、自民党元職の園田修光さんが、23万4893票、参政党新人で医師の牧野俊一さんが17万989票、政治団体「NHK党」の新人で自営業の山本貴平さんが1万2309票で尾辻さんが初当選しました。
投票率は56.46パーセントで、3年前の前回を7.83ポイント上回りました。

当選から一夜明けた21日あさ、尾辻さんは選挙事務所の近くで辻立ちをしました。
(参院選鹿児島選挙区で初当選 尾辻朋実氏)「地方と中央の格差がすでに生活する皆さんの努力の限界が来ている。鹿児島中を走ると申し上げた。一つでも多くの現場に足を運び、働く皆さんの声を聞きにいきたい」
尾辻さんは自民党現職の尾辻秀久さんの三女です。今期限りで引退する父親の後任となり、任期は今月29日から6年間です。