参議院選挙の鹿児島選挙区で当選した無所属新人の尾辻朋実さん(44)。自民党の重鎮として参議院議長を務め、引退する尾辻秀久さんの三女です。激戦を勝ち抜いた今の心境、そしてこれからの国政への思いをスタジオで聞きました。

選挙戦の振り返りと県民の声

Q(岡田祐介キャスター):

初めての選挙戦、17日間でしたが、手応えを感じ始めたのはいつ頃だったんでしょうか?

A(尾辻朋実さん):

やはり公示後、メディアの皆さんの報道が続く中で、だんだん知名度と、選挙であるという認識が市民の皆さんに広がっていったように思います。

Q(岡田キャスター):

1年前に自民党県連の公募に手をあげたところから、長い戦いが始まったと思います。県内各地を回られ、どんな思いでやって来られましたか?

A(尾辻朋実さん):

実際に動き始められたのは今年に入ってからの半年間ですが、とにかく草の根の選挙でしたので、お一人お一人の顔を見てお声を聞くことができました。非常に皆さん今、大変な生活をしておられるという声が大きかったです。

Q(岡田キャスター):

昨日、マイク納めの後、ご主人にお話を伺うと「期間中、一度もきついと言わなかった」と褒めていらっしゃいました。

A(尾辻朋実さん):

はい。本当に今、改めて責任の重さを痛感しているところです。