五重塔で知られる青森県弘前市の「最勝院」にある護摩堂や聖徳太子堂など9つの建造物が、国の登録有形文化財に登録されることになりました。

国の登録有形文化財に新たに登録されることになったのは、弘前市の最勝院の境内にある護摩堂や聖徳太子堂など9つの建造物です。

このうち1817年に建設された護摩堂は、全体的に装飾が少なく質実なつくりが特徴で、「国土の歴史的景観に寄与している」と評価されました。

国の登録有形文化財は建築から50年以上が経ち、歴史的な景観や造形に優れ、再現することが容易でないことなどが選考基準となっています。

県内にある国の登録有形文化財の建造物は、これで110件となります。