青森県議会が進める区割りや議員定数の見直し案についてです。鶴田町の議会は、見直し案を考え直すよう求める要望書を県議会の工藤慎康 議長に手渡しました。

鶴田町議会は18日午後、県議会に要望書を提出しました。

次の県議選に向けた定数や区割りの見直しについては、県議会最大会派の自民党が、定数1の鶴田町と板柳町の北津軽郡を同じく定数1の藤崎町と田舎館村の南津軽郡と合区とし、定数2とする案としています。

これに対し、鶴田町議会の要望では、町にとって生活圏、経済圏の中心である五所川原市との合区が現実的であるとしました。

その上で、五所川原市と北津軽郡を合区として定数についても熟慮すべきとしています。

鶴田町議会 加賀谷忠榮 議長
「今まで培ってきた文化が異なってしまう、ゼロからのスタートになるということで反対している」

県議会の工藤議長は、区割りや議員定数の見直しは検討委員会で話し合っていて、鶴田町議会からの要望は委員長に伝えると説明しました。