Q4 介護・福祉・医療に関して、どのような政策を実現していきますか?

自民・二階伸康さん
遠隔医療やICTの活用、高齢者の通院・在宅医療への支援、介護人材の待遇改善など、地方でも安心して暮らし続けられる制度を構築します。

維新・浦平美博さん
社会保険料を下げ、国民の負担を軽減する

共産・前久さん
訪問介護事業所の撤退・廃業・倒産が続出している。緊急策として昨年度に引き下げられた訪問介護の基本報酬を元の水準に戻す。介護職員の賃上げと労働条件の改善、介護報酬の引き上げなど、基盤崩壊を打開するために介護保険の国庫負担割合を引き上げる。生活保護を「生活保障制度」に改め、必要な人が利用できる制度に改革し、物価高騰に見合った給付水準に引き上げる。障がい者の福祉・医療は所得制限なしに無料にし、合理的配慮が行き届いた生活を保障する。医療の診療報酬が物価高も賃金上昇も反映せず低く抑えられているため、病院の経営悪化が急激に広がっている。緊急に国費を5千億円投入し、患者負担増にせずに診療報酬の基本部分を引き上げ、医療従事者の賃上げをはかり、医師・看護師を計画的に増員し、医療提供体制の強化を進める。地域医療構想による病床削減や、自民・公明・維新が合意した11万病床の削減をやめさせる。

参政・林元政子さん
看護師として予防医療、介護予防政策を強く訴えたい。在宅医療の専門家として、人生の最期の時を支える介護、ケアマネジメントを重視した“あたたかい国”を創る。

N党・本間奈々さん
医療の空白域を作らないために、ネットワーク化をすること、医療過疎地域におけるオンライン診療や定期訪問医療の機会を作っていくことが必要。介護人材の確保のために介護報酬の充実を図る。

無所属・望月良男さん
地方の医療体制維持には、医師不足解消のために医学部定員増やキャリア形成支援、遠隔医療の活用が不可欠です。また、病床の機能分化や医療機関同士の連携強化、在宅医療・介護の推進も重要です。多職種によるプライマリ・ケアチーム体制の整備や、医療従事者の勤務環境改善も進め、効率的かつ質の高い医療提供体制を構築します。

無所属・末吉亜矢さん
医療、介護士、保育士の処遇改善を行う。地方や過疎地においても、人口減の中、赤字経営で施設が閉鎖されないよう、介護、福祉、医療については、補助金を使って経営維持を推進する。