九州南部では18日夕方にかけて土砂災害、河川の増水や氾濫に警戒し、低い土地の浸水、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。

気象庁によりますと、高気圧が日本の東にあって、ゆっくり西へ移動しています。この高気圧の縁に沿って暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、九州南部では18日夕方にかけて大気の状態が非常に不安定となるでしょう。

■雨の実況
16日05時から18日10時までの降水量(アメダスによる速報値)
  宮崎県
    美郷町神門 154.0ミリ
    日南市酒谷 138.0ミリ
  鹿児島県(奄美地方除く)
    鹿児島市喜入中名町 162.5ミリ
    屋久島町尾之間   160.0ミリ

■雨の予想
九州南部では、18日昼過ぎにかけて局地的に雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。
18日に予想される1時間降水量は多い所で、
  宮崎県           70ミリ
  鹿児島県(奄美地方を除く) 70ミリ
18日12時から19日12時までに予想される24時間降水量は多い所で、
  宮崎県           120ミリ
  鹿児島県(奄美地方を除く) 120ミリ

 警戒事項:土砂災害、河川の増水や氾濫
 注意事項:低い土地の浸水、落雷、竜巻などの激しい突風
 発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。