この先しばらく晴れの天気が多く、真夏の空模様と暑さが続きます。そんな中、晴れていても注意が必要になるのが天気の急変です。

先週RCC屋上で撮影した雲の写真です。筋状の雲(巻雲)と積雲(綿雲)が確認できます。積雲は、対流雲と言われる雲で鉛直方向に発達します。ポコポコとした雲形が特徴的です。上面は盛り上がりますが、底面はほぼ平面です。

続いてこちらは今月9日(水)にRCC周辺で撮影した写真です。奥には積乱雲が確認できます。積乱雲は積雲が発達してできることが多く、鉛直方向に著しく発達します。雲底は下層ですが、雲頂は中層や上層に達していることが多いです。雷電・強いしゅう雨・しゅう雪・ひょう・突風を伴います。

積乱雲が近づいているサインとして、「灰色の雲が近づく・急にひんやりした風が吹いてくる・遠くで雷の音が聞こえる」といったことが挙げられます。こういった場面に遭遇したら、晴れていても天気が急変するサインになります。直ちに安全な場所に避難するようにしてください。