実は今、アウトドアメーカー各社が「防虫ウェア」を投入していて、市場が世界的に拡大中。
調査会社グローバルインフォメーションによりますと、虫よけアパレルの世界市場規模は、2024年から2032年にかけて年平均で6%の成長率を記録するとしています。

こうした中、人気アウトドアブランド「ミレー」が発売している、防虫機能を備えたスタイリッシュな服。その名も「インセクト バリヤー」です。

特殊な加工が施されていて、着るだけで、不快な虫を寄せつけにくくなるといいます。どんな仕組みなのでしょうか?

ミレー・マウンテン・グループ・ジャパン 星裕介 ブランドディレクター
「元々防虫菊に使われている天然由来の防虫菊がありますけど、この構造に非常によく似ている”ペルメトリン”という特殊加工があり、そのペルメトリンを生地の中に練り込んでいます。
虫をシャットアウトするということではなくて、例えばそこに虫が付いたとしても、居づらいなという環境を服の上で作る。それですぐに離れていくというような加工になっています」