■「注意する」だけでなく、実際に「対策」を
内閣府のホームページに、気を付けるべきポイントが記載されています。
▼ベランダに物を置かない
・子どもだけで遊ばせない
・踏み台になるようなものを置かない
・室外機や植木鉢・避難ハシゴなども子どもが足をかけやすい
▼補助錠をつける
・手の届かない位置に補助錠を取り付ける方法も有効
▼点検・見守り
・窓・網戸・ベランダの手すり等に劣化がないか定期的に点検
・小さな子どもだけを家に残して外出しない

NPO法人Safe Kids Japan 大野美喜子氏:
ベランダから転落のリスクについて、認識を高めている保護者の方はたくさんいると思いますけれども、かといってそれが補助錠をつけたり、何か対策を実際に行っている保護者はそんなにいないという印象です。
ずっと見守るということはやはり不可能なので、認識を高めるだけではなく、鍵をつけたり、子どもが1人で出られない対策を今すぐ実施して、リスクを少しでも下げるのが大事だと思います。
恵俊彰:
ひょっとしたら各ご家庭だけではなくて、行政などが、開かないようにする何か工具を支給するなども必要になってくるのかもしれません。
(ひるおび 2022年11月15日放送より)