12人が立候補する参院選北海道選挙区。HBCでは、3回に分けて候補者を紹介します。

1回目に紹介するのは、自由民主党の現職、高橋はるみ氏(71)、国民民主党の新人、鈴木雅貴氏(33)、日本保守党の新人、小野寺秀氏(61)、諸派でチームみらいの新人、稲原宗能氏(36)です。

■自由民主党・現職 高橋はるみ氏

自由民主党 高橋はるみ氏(71)

公示日の2日前、北海道神宮で必勝を祈願した自民党の高橋はるみ氏。

・自民 高橋はるみ氏
「(ここで祈祷するのは何回目?)6回目。早いですよね~」

今回、選挙戦のテーマに掲げるのは「原点回帰」。

知事時代に何度も訪れた全道の市町村を巡って「社会保障政策の充実」を訴えます。

分刻みのスケジュールの中、7日は十勝地方の陸別町にある、一軒の蕎麦店を訪れました。

・自民 高橋はるみ氏
「うん、おいしいです」

この店は、18年前、当時知事だった高橋氏が洞爺湖サミットの誘致を決断した特別な場所です。

・自民 高橋はるみ氏
「世界からのインバウンドを呼び込むことにつながった大きなきっかけが洞爺湖サミット。それが決まったのがここですので。今回の与野党の候補の中で最も道民の皆さんにお育ていただいたというか、それぞれの地域との触れ合いが多かったのは私だと、それは自信持てますね」

政治とカネの問題など逆風が吹く中、知事16年の実績を掲げて選挙戦を戦います。

■国民民主党・新人 鈴木雅貴氏

国民民主党 鈴木雅貴氏(33)

 第一声の直前、初めての選挙に挑む気持ちを次のように話していた国民民主党の鈴木雅貴氏です。

・国民 鈴木雅貴氏
「緊張が一番…100%緊張です」

執行部の公認問題などで党の支持率が思うように伸びない中、議席を奪取すべく現役世代に向けて経済政策をアピールしました。

・国民 鈴木雅貴氏
「個人消費がしっかりしないと日本の経済は成長していかないんだ、であればやはり一番は我々の手取りを増やす政策」

選挙のために新調した政党カラーの青と黄色の靴がすり減るまで走り続けます。

・国民 鈴木雅貴氏
「上下は地味と言われたので足だけでも…戦闘服ということで」