岐阜市内で最大瞬間風速16.3メートルを観測
さらに、倉庫そのものが飛ばされた住宅も。
Q.あの倉庫が飛んだ?
「飛びました。荷物がいっぱい。たぶん100キロくらい入っていたと思う。まさかそんな飛ぶとは思わなかった」

どれほどの風だったのでしょうか。
当時の状況を捉えた畑の防犯カメラの映像では、午後9時半過ぎ、雨が降りしきる中、突然激しい風が吹きはじめます。

すると…
あっという間に風の勢いが増し、防犯カメラの映像もみだれてしまいました。

当時、岐阜市内では最大瞬間風速16.3メートルを観測していました。
また、風の影響で窓に木があたり、ガラスが割れた住宅も…
家の中にはガラスが散乱。畳は、すべて張り替える予定だということです。
「非現実的な感じ。初めて経験すること」
今のところ、けが人などは確認されていないということですが、風によって被害を受けた住宅などは24棟にのぼっています。岐阜地方気象台の職員が現地に入り、被害の状況を調べたところ、先ほど「竜巻の可能性が高い」と明らかにしました。
竜巻の強さは風速約35メートルと推定されるということです。