日本海西部を北に進む低気圧や日本のはるか東の海上にある太平洋高気圧などの影響で、17日(木)にかけて西日本から東日本の太平洋側を中心に雷をともなった大雨になるところがある見込みです。

14日(月)から15日(火)にかけて降水量の多かった東海地方では、さらに雨の量が増えるため土砂災害などに警戒が必要です。

16日(水)午前9時の予想天気図です。日本海の西部にあった低気圧は北上し中国東北区の低気圧と合わさる見込みです。16日にかけては高気圧が少しずつ西へと張り出しそうです。

16日(水)午前9時の予想天気図

24時間後の17日午前9時の予想天気図ですが、16日と大きく変わらない状態です。

17日(木)午前9時の予想天気図

低気圧による反時計回りの風の流れと高気圧による時計回りの風の流れにより、西日本から東日本の太平洋側では南から暖かく湿った空気がより強く流れ込むでしょう。

この状態が週の後半まで続きそうで、発達した雨雲はいったん東へ抜けたような状態ですが、再び西に戻るような形になりそうです。