中国の6月のアメリカ向けの輸出は去年の同じ時期と比べて16.1%減少しました。一方、中国は輸出先の多角化をはかっていて、世界全体への輸出は5.8%の増加となっています。
中国の税関総署が14日発表した貿易統計によりますと、6月のアメリカ向けの輸出は381億ドル、およそ5兆6000億円と去年の同じ時期と比べて16.1%減少しました。
米中の貿易摩擦が影響した形ですが、34.5%の減少だった5月と比べるとマイナス幅は縮小しています。5月にアメリカと中国が関税の引き下げで合意し、アメリカ向けの輸出が再開したことが要因とみられます。
一方、6月の世界全体に対する輸出は3251億ドル、およそ47兆8000億円と去年の同じ時期と比べて5.8%増加しました。また、今年1月から6月までのアメリカ向けの輸出は去年の同じ時期と比べて10.9%減少しました。
一方、1月から6月の世界全体に対する輸出は去年の同じ時期と比べて5.9%の増加となっています。
東南アジア向けの輸出を増やすなど輸出先を多角化したことが背景にあり、農業機械や工作機械の輸出が増加しています。
税関総署は世界全体への輸出が伸びている要因について「国際市場の需要にあった高品質の商品を提供しているためだ」と強気の姿勢を見せています。
注目の記事
「とにかく餅」正月の食べ方に注意 血糖値が急上昇?!糖尿病専門医が警鐘 2個でご飯茶碗1杯 おせち1食で塩分10g超も

「元上司らに殺害された夫、遺体はクリスマスに帰ってきた」社会から忘れられていた「被害者家族」戦い続けた妻の20年

「罪悪感なく食べられる」と女性に大人気…“新食感”の「豆腐麺」とは?【THE TIME,】

年末の大掃除に「終活」の視点を! 実家の片付け、業者に委託すると…費用は平均100万円! 溜めこまないコツは「日ごろから…」

「役員は下を向いて黙っているだけ」笹子トンネル事故で亡くなった姉 中日本高速道路の姿勢に妹が感じた“諦め” 【天井板崩落事故の遺族の訴え 前編・中編・後編の前編】

お年玉の由来って何?お金じゃなくて「餅だった」説&「大人同士のやり取りだった」説 歴史学から見ると









