きょうは静岡県内で気温が41℃を超えたほか、「酷暑日」も相次ぎました。この危険な暑さは、いつまで続くのでしょうか。実は、空の下の“ある景色”に、暑さの原因が隠されていました。

連日、うだるような暑さが続いています。きょう、静岡県浜松市の佐久間では今年最も高い、気温41.1℃を観測。最高気温40℃以上の「酷暑日」は、最多の7地点に上りました。

この過酷な暑さを避けるように、東京・池袋の展望台には多くの人の姿が。

「外歩けないから、暑すぎて。ここは遊べるスペースがあるからいい」
「外の景色がいつもと違うから楽しいかなと思って来た。60階で高いから子どもたちも興奮して見ていた」

一方で、街の景色に目を向けると、“ある異変”が…

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「こちらから見渡すと、遠くのビル群が白くかすんで見えます」

青空にもかかわらず、街の景色が霧がかかったようにかすんでいるのが確認できます。実はいま、各地で同じような現象が起きています。この景色に猛烈な暑さを招く原因が隠されているというのです。

坂口愛美 気象予報士
「規模としてはだいぶ小さいのですが、ヨーロッパに熱波をもたらしたようなヒートドームのような現象が起きている。高気圧が強くてドームのようになり、バリアが張られているような状態。海からの涼しい風が入ってきにくい状態」

「ヒートドーム」とは、上空に高気圧が停滞することで、暖かい空気が“ドーム状”に閉じ込められる現象。それが海からの涼しい風が入り込むのを妨げ、気温を上昇させるのです。空気がかすむのは、“ドーム”内にある空気中のちりやほこりが閉じ込められているためだとみられます。

いま、日本列島でも“ヒートドームのような現象”が起きていて、特に東海地方では上空から降りてきた暖かい空気が地表付近にたまりやすくなっています。実際、きょう、「酷暑日」となった7地点すべてが東海地方でした。

海からの涼しい風が入りにくい状況は、太平洋沿岸の千葉・銚子市でも…

報告
「手元の温度計は35.9℃、立っているだけで汗が出てきます」

記者
「50年間働いていて、暑さは?」
運送業(80代)
「一番。去年・今年が一番。今までこんなことはなかった」
漁師(30代)
「毎年暑いが、今年も暑い」

この危険な暑さ、一体いつまで続くのでしょうか。

坂口愛美 気象予報士
「この週末、一旦危険な暑さは少し収まりますが、まだ波があと何回か8月中にやってきてもおかしくない」