「県民の日」のきょう14日、鹿児島城=通称・鶴丸城の御楼門が特別公開されました。訪れた人たちは普段見られない門の中を見学しました。

(記者)「普段入ることのできない御楼門の2階。『県民の日』にちなんで特別公開されました」
「県民の日」は、明治の廃藩置県で7月14日に鹿児島県が誕生したことを記念して制定されました。県では「県民の日」にイベントを開催していて、ことしは鶴丸城本丸の御楼門の2階が公開されました。

事前に申し込んだ40人は、門の両脇にある急な階段を上りました。

上ると広い板の間が広がり、窓からはお堀越しの街並みを見えました。
また城が攻められたときに石を落とす仕掛けも見学しました。
御楼門は、1873年の火災で消失しましたが、2020年に復元されました。
(霧島市から)「楽しかったです、初めて登れて、こんなに広いと思わなかったです」
(鹿児島市内から)「鹿児島城の中でも一番豪華っていうか、お掘りは狭い、切込み接ぎ、なまこ壁、櫓門、調べれば調べるほど面白い」
御楼門はきょう14日夜まで、午後8時すぎから午後9時ごろまでライトアップされます。