■「同じような被害者を出したくない」実名で性被害を告発する

五ノ井里奈さん;
「このようなことが二度とないように対策なり再発防止をして、女性隊員や男性隊員の方が安心して勤務できるような環境を作ってほしいと思います」


五ノ井さんは去年8月、宿舎で先輩の男性隊員3人に押し倒され、腰を押しつけられるなどの性被害に遭ったと訴え、被害届を提出。今年6月に自衛官を退官後、実名で被害を訴え続けています。

五ノ井里奈さん:
「あったことを、なかったという風にしたことが一番、告発しようと思った(理由)。私のような同じ被害者を出したくないという思いでした」

五ノ井さんが自衛官を目指したきっかけは、東日本大震災でした。