人生を変えた医師との出会い

「大人は信用しない」と思った時、ある医師と出会いました。

風子先生
「あんたはこんな子じゃないと、本当はこんなことする子じゃないとすごい目の力で言われたことを覚えています。まわりの大人が毛嫌いする中、自分に真正面から向き合ってくれたっていうのがなかなかレアな存在でとてもありがたかった」

抑えきれなかった「医師への憧れ」

23歳の時、中学校の範囲から受験に向け、勉強を始めます。

夢に向かい始めた矢先、母が他界。最期の言葉は「ごめんね」でした。

「同じように思い悩む子供たちを助けたい」と28歳で医学部に合格。34歳の時、小児科医として歩み始めました。

風子先生
「いろんな親御さんと話す中で、親御さんも必死に愛情をかけているのにうまくいかないというケースが多くあって、うちの母もそうだったのかなと思えるようになりました」