かつて「非行少女」だったという女医の思いとは

「子供たちを助けたい」その思いの根っこにあるのはあの頃の自分ーー。

風子先生
「夜バイクで走ったりとか、車もそうですけどたばこ吸ったり、お酒飲んだりいわゆる非行少女っていう形で生きていました」

箱の中にひとつあるとまわりを腐らせる「腐ったみかん」と呼ばれた過去。私を私と認めてくれる居場所にいただけだったのに。

風子先生
「きっかけは家の居心地が悪くて。家にいたくなかったと、というのが根底にあって。(母親に)ずっと干渉されるから自由になりたいとか、親が嫌になって親を困らせてやろうみたいなそんな感覚でした」