雷が近づいたら…どんな行動をとればいい?
落雷から身を守るために必要な対策は3つあります。
(1)建物や車の中に避難する
(2)高い物の近くに逃げ、できる限り身を低くする ※少なくとも4m離れ近づきすぎない(近すぎると高い所に落ちた雷が人に飛び移るおそれがあるため)
(3)最終手段は“雷しゃがみ”
しゃがむときの体勢としては両足を揃えてくっつけることが大切です。理由は足を開いていると、もし自分の近くの地面などに落雷したときに電流が体内をめぐってしまうおそれがあるため。流れる電流がなるべく足の部分のみで済むよう、足をくっつけてほしいのです。
また、体内に流れる電流を少なくするもう1つのポイントとして、かかとを上げて地面と接する面積をできる限り少なくし、身を小さくしましょう。雷の音で鼓膜が破れてしまうのを防ぐため、耳を塞ぐことも大切です。
しかしあくまでも“雷しゃがみ”は最終手段。どうしても逃げ込む場所がないときに雷をやり過ごす方法として活用してください。
酷暑だけでなく突然の雷雨にも注意して、この夏を過ごしましょう。