人口減少などから投票所が減る中、大分県佐伯市では今回の参院選で初めてマイクロバスによる移動式の期日前投票所が設置されました。
佐伯市では人口減少や施設の老朽化などを背景に今回の参院選からこれまで82あった投票所が54か所に減ります。
これに伴い、有権者の投票機会を確保しようと、10日からマイクロバス2台による移動式の期日前投票所が稼働しました。10日は米水津や鶴見地区などに投票所が設けられ、訪れた人が1票を投じていました。

佐伯市では、ほかにも投票日当日、事前登録制で自宅から投票所へタクシーで無料送迎する取り組みも行います。
(投票した人)「ここで投票してたのがなくなって、別の場所に行かないといけないと思ってたけど、これがあったら便利です」「お年寄りの人とか、足の不自由な人とかは、面倒くさくて行かない人もいるかもしれないので、わざわざ来てもらえるのはありがたい」
この移動式の期日前投票所は7月13日まで市内31か所に設置されます。