逆走になる理由
現場の道路を地図で見てみると、西から東に進む市道と国道45号が合流。「Y字路」の形となっています。Yをちょうど左に横倒しにしたような形状です。

自転車が、市道を「左側通行」で東に進むと、国道45号との合流地点にぶつかります。この時、無理に左側通行を続けようとすると、国道を横断する必要が出てきます。そのため、市道を横切って、「やむえず右側通行=逆走」で進むことになるのです。やむをえない事情ということで、右側通行を認めることはできないのでしょうか。警察に聞いてみました。
宮城県警交通企画課 沖興一課長補佐:
「車道の右側を走っているので通行区分違反になります」

ダメなようです。この場所で左側通行を守ろうとした場合、自転車は国道45号との合流地点に到達した後、進行方向とは逆向きに国道を100メートル戻り、横断歩道を渡る必要が出てきます。相当な遠回りです。いったい自転車は、どうしたら良いのでしょうか。