勝てば昇格決定の一戦…運命が決まった“後半41分”

 11月5日、勝てば文句なしに昇格が決まる運命の一戦。妻の真里さんや子どもたちもスタジアムに駆けつけます。

 (妻・真里さん)
 「きのうの夜はドキドキして寝られなかったんですけど、ついにこの日がきたのかなと思ってひたすら応援したいと思います」
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 3579人のサポーターの前で悲願達成へ。ヴィアティン三重との試合が始まりました。しかし、その思いと裏腹にゴールは遠く、時間だけが過ぎていきます。
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 試合が動いたのは後半41分。奈良クラブの選手が放ったシュートがゴールへ一直線、先制します。その後は相手の攻撃からゴールを守り切り試合終了。奈良クラブは悲願のJリーグ昇格を決めました。
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 返り咲いた大舞台。奈良で描いた夢の第二章はこれから始まります。

 (試合後に家族と会う小谷選手)
 「唯斗、勝ったぞ!パパJリーガーや」

 (小谷祐喜選手)
 「まだ実感がわかないですけど、つかみ取れたんやなって少しずつ感じてくると思います。あのときにやめてしまっていたらこういう経験もできなかったし、こういう感情も生まれなかったし、やっぱりやり続けることは何があるか分からなくて大事なことやなと改めて思いました」

 (2022年11月11日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」より)