日本では1週間以上、気温がかなり高い状態が続いている地域があります。各地では連日「熱中症警戒アラート」も発表されていて、この先の“危険な暑さ”には十分注意が必要です。
こうしたなか、気象庁は7月7日(月)に「高温に関する早期天候情報」を沖縄以外に発表しました。北海道・東北・関東甲信・北陸・東海・近畿・中国・四国・九州北部では、向こう2週間程度の気温が、暖かい空気に覆われやすいため、「かなり高く」なる見込みだということです。
また、九州南部・奄美では、向こう5日間程度は「平年並」か「低い日」が多いものの、13日頃からは暖かい空気に覆われやすくなるため、「かなり高く」なる可能性があるということです。
5日間の平均気温の平年差は+1.3~2.7℃で、「かなりの高温」となることが予想されています。
気象庁の解説によりますと「早期天候情報」とは、10年に1度程度しか起きないような著しい「高温」や「低温」、「降雪量(冬季の日本海側)」となる可能性が、いつもの時期よりも高まっているときに、その天候が予想される6日前までに発表される情報です。
また、6日先から14日先までの期間で、5日間平均気温が「かなり高い」「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に情報は発表されるとしています。

※詳しい「全国の週間天気・気温予想(北海道・東北/関東/東海・北陸・甲信/
近畿/中国・四国/九州)」は、関連リンクからもご覧いただけます。
以下、各地方別の「高温に関する早期天候情報」の詳細です。