その若林投手と2本柱としてチームを支えるのが右腕・雨田優海斗投手。


春の県大会の盛岡工業との2回戦では114球3安打無失点の完封勝ち。
さらに、久慈との決勝でも継投し、自責点0と好投。

(雨田優海斗投手)
「ピンチでも冷静に投げ切れるっいうのが自分の強みだと思っているので、ピンチの時こそ気迫を出して抑えていきたい」

そんな雨田投手の投球は…

(雨田優海斗投手)
「秋もスライダーには自信があったので、そのスライダーをもっと磨いていきたいと思って、この冬もずっと磨いてきた」

鋭く変化するスライダーと最速137キロのストレートを武器に、相手を打線を翻弄します。

(雨田優海斗投手)
「甲子園に出るために盛岡大附属に来たので、何が何でも死ぬ気で甲子園をつかみ取りに行きたい」

(許定捷選手)
「バッティング、走塁、守備全部できる」

さらに、強打を誇るチームの中心となるのが、春の県大会で2年生ながら中軸を担った台湾出身の許定捷選手。

台湾のU15にも選出されるなど、走攻守の三拍子そろった逸材です。

(許定捷選手)
「バッティングチャンスが来た時にいい打撃をイメージして、自信を持って打ちます」

盛岡大附属に進学するまで台湾で過ごしていた許選手。高校生活を日本で送ろうと決めた理由は…

(許定捷選手)
「(元西武の)呉念庭さんです。高校を卒業して日本のプロ野球選手になりたいからです」

2023年まで西武ライオンズで活躍した呉念庭さんに憧れ、高校大学と日本の学校に進学しプロ入りを果たした呉さんと同じ道を選びました。

(許定捷選手)
「ミーティングで難しい言葉があった時、先輩や同級生があとでゆっくりゆっくり教えてくれました」

仲間に支えてもらいながら異国での生活を送っています。