「シミが完全消滅」などと謳い、美容クリームを販売していたとして、消費者庁が東京の通信販売会社に対して、業務を一部停止するよう命じました。

消費者庁によりますと、東京・品川区の通信販売会社「BIZM」は、少なくとも今年2月から4月までの間にウェブサイトで「誰でも確実に7日でシミが完全消滅」などと謳い、美容クリームを販売していたということです。

消費者庁は、この表示が誇大広告で、特定商取引法に違反するとして、「BIZM」に対し、来年5月まで新たな申し込みの受け付けや契約など、一部の業務を停止するよう命じました。

「BIZM」をめぐっては、去年11月から今年9月までにおよそ4500件の相談が寄せられていて、消費者庁は、ネット通販を利用する際は最終確認画面のスクリーンショットを保存するなど、注意を呼びかけています。