2人目の副知事となる折原英人さんにきょう辞令が交付され、2009年以来
16年ぶりとなる副知事2人制が始まりました。

きょう付けで2人目の副知事となったのは、折原英人さんです。

折原副知事は、東京大学法学部を卒業後、旧運輸省に入り、その後、文化庁参事官や奈良県観光局長などを歴任してきました。

折原英人 副知事「知事を補佐し、高橋副知事、県庁職員4000人のみなさまと一緒に取り組んで県政を前に進めていくために全力を尽くしたいと思います」

折原副知事は航空局に長く勤めていたことから山形空港の滑走路の延長などに期待の声も上がっています。

折原英人 副知事「私航空局のポジションでは、一面的な見方しかしていなかったので、国ですとか関係自治体、関係事業者こういったステークホルダーの方々の意見をしっかりうかがってそういった上で丁寧に仕事を進めていきたいと思う」

埼玉県出身の折原副知事は、山形県の第一印象として気候、自然、食、文化など観光のポテンシャルが高い一方、インバウンドなどで訪れる人の数はまだまだポテンシャルに見合っていないと感じたということです。

知事の仕事を代行する場合の順序は高橋副知事が1番目となり、2番目が折原副知事になります。

折原副知事は主にみらい企画創造部や環境エネルギー部、観光文化スポーツ部に関することを担当します。

折原副知事の任期はきょうから4年です。16年ぶりとなる副知事2人制が県の施策運営にどのように影響を与えていくのか注目されます。