沖縄の基地問題を巡って、国と対峙した2人の知事を描いたドキュメンタリー映画で、監督を務めた佐古忠彦さんが長野市で6日舞台挨拶をしました。
長野市の相生座・ロキシーで行われた舞台挨拶に登場したのは、TBS「ニュース23」の元キャスターで、監督の佐古忠彦さんです。
映画「太陽(ティダ)の運命」は、沖縄の基地問題を巡って国と激しく対峙した第4代知事・大田昌秀さんと第7代知事・翁長雄志さんにスポットをあてたドキュメンタリーです。
革新派と保守派という正反対の立場でありながらも沖縄の代表として、2人の姿が重なっていく様子が描かれています。
佐古忠彦監督「この30年のプロセスで何があったのかというのは、本土から見ると点(の出来事)なんですが、沖縄から見ると一つ一つの点は線で繋がっている、これを点ではなく線でいかに伝えることができるか、その視点でこの物語を見てほしい」
映画を見た人は:「沖縄だけの問題ではなくて日本人の、日本の国の問題だということがよく理解できた」
「太陽の運命」は長野相生座・ロキシーと上田映劇で17日まで上映されます。