新たに島外への避難を希望した46人を乗せた定期船が、先ほど、鹿児島市に到着しました。鹿児島港から中継です。

鹿児島港フェリー乗り場です。5分ほど前にフェリーが到着し、キャリーケースなどの荷物をもった島民らが次々と船から降りてきました。

今回避難したのは悪石島31人、小宝島15人のあわせて46人で、小さな子どもたちも両親の手をしっかりと握って船から降りてきて、時折笑顔も見せていました。

フェリーに乗っていた取材班によりますと、「船では横になっている人が多く、『久しぶりにゆっくり眠れた』という人もいた」ということです。

このあと避難した住民は、村が手配したホテルや、親戚宅などで避難をしていくということです。

以上、中継でした。