長野県の諏訪湖に大量に生い茂る水草の「ヒシ」を取り除く作業が5日、子どもたちも参加して行われました。

諏訪湖ではボランティアで参加した親子などおよそ100人が乗り込んだボートから手を伸ばして浮き草のヒシを引き上げていきました。

ヒシは、成長する際に水中の窒素やリンを吸収して水質の浄化につながる一方、増えすぎると景観の悪化や悪臭の原因になるとされています。


参加者した子どもは、「やってみてけっこう楽しかった。ぐるぐる巻いて持ち上げるところが重かったけど、頑張ってやった」などと話していました。

ヒシを取り除く作業は、全国で環境保護の取り組みを行う「トヨタソーシャルフェス」の一環で、2025年度は、全国で山や海の清掃など56のプログラムが予定されています。