前節、2位の栃木C(シティ)に敗れ、上位陣との勝点差が開いた5位のユナイテッド。4試合ぶりの白星へ守備の立て直しも求められるなか、ディフェンスの要となるあの選手が戻ってきました。
今週火曜日、焼けつくような日差しが照りつけるなか、選手たちは大粒の汗を流しトレーニングに臨みました。
リーグ戦が半分近く終わり、自動昇格ラインとの勝点差9=3勝分の5位につけるユナイテッド。総得点はリーグ2位と好調なものの失点数は22とやや多く、上位6チームの中では唯一の20点台。さらなる上位進出へ、課題の一つとなっています。
(相馬直樹監督)「トレーニングでもやっているが、もう一段、必要。(クロスが)ピンポイントで入った時は、正直守るのは簡単ではない、数をどれくらい減らせるか。クロス・最後のパスを入れさせない」
そんななか、前の試合で3か月ぶりにピッチに戻ってきたのが、CBのヘナン。
開幕戦から守備の要として活躍していたものの、5節の高知戦で右脚を負傷。前節、13試合ぶりに実戦復帰しました。
(ヘナン選手)「1人のサッカー選手として最悪なのは、けがをすること、全力を尽くしてチームの助けになれたらいい」
ブラジル出身ですが、鹿児島の特有の暑さの洗礼を受けたようで…。
(ヘナン選手)「ブラジルも暑いが、鹿児島は湿度が高い、走っているときも呼吸が苦しい」
アグレッシブなディフェンスから4試合ぶりの勝利を手にすることはできるのか。あす5日、栃木SCと対戦します。
(相馬直樹監督)「選手たちが自信を持ってプレーできるような状況に持っていき、その中で一緒に喜べるようにしたい」
(ヘナン選手)「1番大事なのは失点しないこと。前半戦最後の試合、勝点3を取りに行く」
鹿児島ユナイテッドFC対栃木SC、あす5日、午後7時キックオフです。