“ヤンクミ”も降臨…能登の高校で“熱血特別授業”

 そんな能登3人旅のハイライトの一つが、地元の公立高校で行った“熱血特別授業”。常盤はドラマ「御上先生」(2025年)で、仲間も2000年代のヒットドラマ「ごくせん」シリーズで教師役を演じた経験を持つ。さらに林は現役の予備校講師でもあり、3人の“先生”が能登に暮らす高校生の人生の問いに向き合った。

 常盤は、個人的にも交流があるという女子生徒の「進学後、本当に珠洲市に戻ってきたいのかわからなくなってしまった」という悩みに「心の中のふるさとはかわらない。どこにいても珠洲を想ってることになるから、絶対帰らなきゃと思う必要はない」と優しくアドバイス。同じ質問に林も「高校生に見える範囲はそんなに広くない。いったん珠洲を出てそこでもっと幅広い情報を得て、判断材料がたくさんある状態にしてみてから自分が珠洲にできることは何かを考えても遅くない」と助言を送った。

 仲間へは、同席していた先生から「『ごくせん』の大ファンです。“ヤンクミ”として生徒たちを叱咤激励してほしい」のリクエストが飛び出した。仲間は「できるかな…」とためらいながらも一瞬で20年前の“ヤンクミ”の顔に戻り「いいかお前ら。お前らは、一人じゃない」と熱く語った。その姿に常盤も「やってくださいってリクエストされてやってしまう仲間由紀恵さん、すごい」と感激!

 終始賑やかながらも、今の能登の姿を伝えようという常盤&仲間の思いも随所に感じられたこの能登旅企画。放送されると、視聴者からも「現在の能登の様子が知られて良かった」「能登に寄り添う常盤さん、本当に素敵な人なんだな」「ヤンクミ懐かしすぎて泣いた」「常盤さんも仲間さんも林先生もそれぞれの言葉でアドバイスする姿が素敵」といった声が飛び交った。