アイドルだけど就職…村上信五の決断、その理由は?

 また、この日の放送ではSUPER EIGHTの村上信五がリモート出演。スタジオメンバー全員で話を聞く<リモートインタビュアー>のコーナーで、自身の挑戦について詳しく語った。

 村上は昨年、農業ベンチャーに就職したという。林に「トップアイドルでありながらサラリーマンもやっている理由」を問われると「CMとかそういうことだと一過性で終わってしまう。実務としてきちんとやりたかった」と、“就職”という形をとった理由を説明。

 さらに、「アイドルのセカンドキャリア、サードキャリアまで変えられたら…。こうであらねばならないというものをもうちょっと変えられたらいいなというのはあります」とも話し、アイドルの“その後”の選択肢として新たな道筋を模索したい思いも明かした。

 澤部佑からの「果たして本当に会社員として働いているんでしょうか」の問いに対しては、会社員としてのとある1日のスケジュールも公開。「当然、新参者である僕の意見なんかほぼ通らないですよ。反論されるのが常だと思って、それを受け入れるというところから始めるようにはしています」「タレントさんがちょっとやって…っていうのを感じることもあるので、知っていることしかしゃべらないことにしています」と、会社員としての苦労も滲ませた。

 新たな挑戦にまい進する村上の根底にある考え方が、ことし春に上梓した書籍「半分論」にも記されている。スタジオメンバーから“半分論”の考え方について問われると、村上は「人は完璧ではない、というところが軸です。多くの人が、完璧を求めることで挫折する。でも、人生という軸で考えたら、半分叶ったら十分なんじゃない?と」と、書籍にも込めた自身の思いを打ち明けた。

 また、全額自己投資で開発したという“AIシンゴ”の現状と展望についてもじっくり語った村上。そんな村上に視聴者からも「村上くん、知ってはいたけどやっぱりすごい!」「挑戦をやめない村上くんかっこいい」の声が上がっていた。


 “ヤンクミ”魂のメッセージに加え、貴重な常盤&仲間のカラオケシーンや能登の美しい景色も堪能できる<能登3人旅>、加えて村上が農業ベンチャーへの活動やAIシンゴ開発に懸ける思いを打ち明けた<リモートインタビュアー村上信五編>はそれぞれ全編がTVerで配信中。

(MBSテレビ「日曜日の初耳学」2025年6月29日放送より)

無料見逃し配信はTVerで2025年7月27日(日)まで
【常盤貴子&仲間由紀恵&林先生の能登3人旅 編】https://tver.jp/episodes/ep7no7gu3ul?p=0