6月27日に霧島連山の新燃岳で発生した連続噴火は現在も継続しています。4日午後3時の気象衛星画像の観測では、噴煙が火口から1600mの高さまで上がりました。新燃岳の降灰予報は画像で掲載しています。
午後9時まで現在の噴火が継続した場合、4日午後3時から午後9時までに小林市、霧島市では多量の降灰があり、降灰は宮崎県串間市まで予想されます。
4日午後3時から4日午後9時までに予想される降灰量は各市町村の多いところで次のとおりです。
多量 宮崎県 :小林市 鹿児島県:霧島市
やや多量 宮崎県 :高原町、都城市
少量 宮崎県 :宮崎市、日南市、串間市、三股町
鹿児島県:曽於市、志布志市
気象台は、多量の降灰が予想される範囲内では、不要な外出や車の運転を控えるとおともに、 やや多量の降灰が予想される範囲内では、傘やマスク等で防灰対策をして、徐行運転を心がけるよう呼びかけています。新燃岳の降灰予報は画像で掲載しています。
噴火警戒レベルは3の入山規制が継続中で、火口から約2キロの範囲で火砕流に、約3キロの範囲で大きな噴石に警戒が必要です。