1次下請けC社も元請け業者から1億円以上未払い

 ルーマニア館の工事は、フランスに本社を置く元請け業者Xの下に、1次下請けとして建設業者C社、2次下請けとしてBさんの会社など5社が入っています。Bさんが直接支払いを求める先は1次下請けのC社です。

 しかし、このC社も元請け業者Xから建物完成に伴う費用約1億2500万円が支払われていないと主張。これに対し、X社は「工期が遅れて追加で業者を呼んだ分の費用がかさんでいる」として逆に約4000万円をC社が負担するよう求めていて、両者で金額の折り合いがついていません。
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 (ルーマニア館1次下請け C社担当者)「うまいこと契約させられて、(工事途中は)頑張れ頑張れと言いながら、最後でいちゃもんつけられて『これもあかん』『あれもあかん』ということで、これはちょっと常識を逸脱しているかわからへん」