大雨警報とは?
Q:「大雨警報」とは?
「警報」というのは、重大な災害が発生するおそれがある場合に警戒を呼び掛けるために気象庁が行う予報です。「警報」には、大雨・洪水・大雪・暴風・暴風雪・波浪・高潮の7種類があります
その中の「大雨警報」は、発表されると学校が休校になったりするので結構身近な情報のひとつだと思います
簡単に言えば、人命にかかわるような災害が起こりえる場合に発表されるのが「警報」で、その中の「大雨警報」となります


Q:雨がたくさん降るから警戒して!という意味ですか?
そう思われがちですが、実は違うんです。どういうことかというと、「大雨警報」というのは、大雨によって引き起こされる重大な災害、つまり土砂災害や浸水害が発生するおそれがあると予想した時に発表されるんです
つまり、直接の雨の量だけではなく、さらに雨によって引き起こされる災害の影響に警戒してくださいという意味なんです
実は、あまり理解されていないんですが、「大雨警報」には2種類があるんです。以前は「大雨警報」だけでしたが、2010年5月から気象庁は、特に警戒すべき事柄を表題に明示して発表するとし、「大雨警報(土砂災害)」「大雨警報(浸水害)」などのように発表しています
つまり、危険な場所がわかるようにということで、気象庁の発表がより細かくなったということです
