参議院選挙は3日、公示されました。福島県選挙区では5人が立候補し、経済対策などを主な争点に、17日間の選挙戦に入りました。
参議院選挙の立候補の受け付けは、3日午前8時半から県庁で行われ、それぞれの陣営の関係者などがくじを引き、届け出順を決めました。定数1の福島県選挙区では、これまでに、現職と新人の5人が立候補しています。
福島県選挙区に立候補したのは、届け出順に、
参政党の新人で、会社役員の大山里幸子さん
諸派の新人で、IT会社社長の越智寛之さん
自民党の現職で、元法務大臣の森雅子さん
立憲民主党の新人で、元衆議院議員の石原洋三郎さん
無所属の新人で、無職の遠藤雄大さん
の5人です。

県内の有権者数は7月2日現在、152万752人で、3年前に行われた前回の参院選当日と比べ、およそ4万4000人少なくなりました。
今回の選挙では、物価高騰に対する経済対策などが主な争点で、県内では震災と原発事故からの復興などについても、論戦が交わされる見通しです。また、衆議院で少数与党となった自民・公明両党が、参議院で過半数を維持できるかも焦点です。
立候補の届け出は、3日午後5時に締め切られ、7月20日に投開票されます。