アメリカによるイランの核施設への攻撃をめぐり、国防総省は核兵器開発が最大で2年遅れるとの分析結果を明らかにしました。

国防総省 パーネル報道官
「イランの核兵器開発は私たち(の攻撃)によって、少なくとも1年から2年分の遅れを生じさせたと国防総省は分析しています。つまり、(核兵器)開発プログラムを2年分遅らせたと考えています」

国防総省のパーネル報道官は2日、アメリカ軍がイラン中部のフォルドゥなど3か所の核関連施設に行った攻撃についてこのように分析結果を説明し、「イランは核兵器保有から遠ざかった」と強調しました。

イランの核施設の被害分析をめぐっては、地下施設は破壊できず、核開発計画を「数か月」遅らせただけだとの情報機関の分析が報道されるなど、成果に疑問の声も上がっていました。