全国大会で賞を獲得するほど高いミシン技術を持つ中学生、佐々木奏さんについて、これまで番組中でも紹介してきました。「書くことが苦手」な一面もある彼女は、自分と向き合いながら今年も全国大会に挑むことを決意します。作品作りに密着しました。
(第一弾:「字は書けないけど…」ミシンはスゴ腕の12歳少女 自ら手掛けるブランド「ぬいぬい屋SOU」とは」)
(第二弾:「追い詰められていたのは娘だった」ミシンが得意でも…“字が書けない”女子中学生・SOU流「苦手」との向き合い方)
13歳の少女が手掛けたトータルファッション
完成品を見た弟
「エラも5対ある…すごいすごい」

魚好きの弟のために仕上げた、エイをイメージした上下のトータルファッション。
手掛けたのは、金沢市内に住む中学1年生の佐々木奏さんです。
奏さん
「腕を伸ばせばエイの形になるようにしていますよ」
弟
「ほんとだ!ほんとだ!エイの形になる」
6歳からミシンを使いはじめ、これまでに1000ほどもの作品を手掛けた奏さんは、今では「ぬいぬい屋SOU」のブランド名でポーチやバンダナなどの雑貨を販売しています。長年、奏さんのミシンを調整してきたミシンのプロも、将来性豊かな腕前だと太鼓判を押します。

ミシンのナカガワ 中川信夫 社長
「普通だったら専門学校3年間出て出来るぐらいのレベル。将来もっともっとすごくなるんじゃない?」