スマホ画面 白黒に変更で効果?

それでもスマホを離せないという人には、「画面を白黒にする」という対処法があります。

そもそも”スマホ認知症”のベースは”スマホ依存症”にあります。
スマホの利用により脳からドーパミンが分泌されますが、ドーパミンはカラフルに変わるものを見ると出やすいので、画面を白黒にするとドーパミンの分泌が抑えられるのです。

こうすることで短い動画などをダラダラ見ることもなくスマホから離れる事ができます。

内野勝行院長:
強制終了ではないですけど脳が求めなくなることが大事。

≪グレイスケールのやり方(iPhoneの場合)≫
iPhoneの設定画面を開く➡アクセシビリティを選択➡画面表示とテキストサイズを選択➡カラーフィルターをオンにする

疲れた脳には”リズム運動”もオススメです。
同じ動作を反復する「皿洗い」や「野菜の千切り」などリズムよく同じ動作を繰り返すことで脳が自然に省エネモードになり、記憶が整理されて脳の疲労回復に繋がります。

”スキマ時間”は”脳もスキマ時間”だと思ってスマホから少し距離をとってみてはいかがでしょうか?

(ひるおび 2025年6月27日放送より)
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<プロフィール>
内野勝行氏
金町駅前脳神経内科院長
日本初”スマホ認知症”専門外来を開設