「いくつか当たれば」が占い師の考え方
南海トラフ巨大地震の発生確率が30年以内に80%程度と「予測」されていますが、具体的な日時は示されていません。
杉山准教授は、不確かな予知などの情報に対しては根拠を確認することが重要だと強調します。

九州大学 杉山高志 准教授
「確からしいことをたくさん言って、そのうちのいくつか当たればいいというのが占い師の考え方で、まさにその1つとして予知夢があるというふうに私は考えています。目の前で繰り広げられている言葉の根拠は一体何なのか、それをしっかりと確かめて、自分で疑って解釈するということが大事だと思われます」