おめでたいことが起こる兆しといわれる珍しい花が、鹿児島県いちき串木野市で咲きました。
いちき串木野市で150本のハスの花が咲き、華やかな風景が広がっています。

ハスは水田や池などで見られますが、ここでは鉢で栽培していて、間近に見ることができます。
(見物に訪れた人)「こんなにたくさんのハスを見たのは、人生の中でないと思います。見事」
手入れをしているのは前鶴高志さん(35)です。
(前鶴さん)「鉢で育てて、より近くでハスの花を楽しめるのが、この鉢栽培の一番の魅力だと思います」

ハスは一つの茎に一つの花が咲きますが、ことしは一つの茎に花が二つ咲くと言われる「双頭蓮」が咲きました。
双頭蓮は50年から100年に一度咲くといわれ「良いことが起こる前兆」と伝えられています。訪れた人たちは、華やかな姿に見入っていました。