富山刑務所の中だけで放送されるラジオ番組が30日放送500回目を迎えました。DJを務める住職の男性はラジオを通した言葉と心のキャッチボールで受刑者たちにエールを送ります。

ラジオ
「みなさんこんばんは。方丈豊です」
受刑者が参加する塀の中のラジオ番組「730(ななさんまる)ナイトアワー」。
川越恒豊さん「今回が500回と。本当に千里の道も一歩から言いますけども、よくここまで歩いて来たなと」
記念すべき500回目の収録番組が昨夜、放送されました。
女性アシスタント
「私もようやく出所が見えてきて、カウントダウンに入り、これが最後の730リクエストになり、うれしいやらさびしいやらとよくわかりませんが、でもこれでようやく社会復帰ができると思えば、やはりうれしいのかな」
川越恒豊さん
「やっぱりうれしいでしょ。でもさびしいというのは、やはりその裏には選ばれたことが懐かしいなっていう、ひとつの喜びのさびしさでしょう。次のステップが大切ですよね」